2月26日(火)卒業前の最後の授業である「臨床看護の実際」がありました。
1日通しての演習で内容は採血、吸引、輸液、心電図、血糖測定です。
採血の演習ではまず、アームで練習し学生同士で採血します。
緊張の中での採血ですが、学生の感想は採血できたことよりも採血される側の気持ちが理解できたこと。
看護師が不安だと患者様はもっと不安だし恐怖を感じた。
患者様に不安を与えないようにしていきたいということでした。
自己血糖測定と吸引。
吸引は模擬痰(お茶を片栗粉でとろみをつけたもの)を使用。口に含んだものを吸引します。
輸液ポンプは指示された量と時間を計算して滴下数を算出してからセットします。このあたりは流石に国家試験を終えたばかりで計算も早くセットもスムーズでした。
最後は心電図です。羞恥心に配慮しながらの心電図装着は難しかったようですが、皆真剣に取り組んでいました。
どれも卒業後に必要な技術です。今回の演習で修得できなくても、一度経験したことがあるということが大切であり、実際に学生からも経験しておいて良かったといった感想が寄せられました。